たかまろにっき

なぜか人生がコンテンツ力に溢れてる、とある男子大学生の日記帳。

単発ガチャ『カミングアウト』

カミングアウトって難しいよねって話です。重そうだけどそんな重くないと思います。

 

おそらく御存知の通りぼくは両性愛者です。ぼくのスタンスを語らせていただくと、ぼく自身は「可愛ければ性別とか関係なくない?」と思っています*1。ちなみに性自認は生物学的性と同じで男だし、女装はただの趣味です。

 

性的少数者にまとわりつく問題が「カミングアウト」という行為です。

カミングアウト(英: coming out)とは、これまで公にしていなかった自らの出生や病状、性的指向等を表明すること。 英語の動詞形でカムアウト(英: come out)とも言う。 逆に、他人の秘密を暴露することをアウティング(英: outing)という。

カミングアウト - Wikipedia

この国にいる以上、異性愛者でないということは”異常”とみなされ、いろいろな面で本当に苦労します。そこでぼくを始めとしたマイノリティの人間はあらゆる策を講じて「異性愛者であること」を装います。「男と付き合うとかwwww」とか笑っている男共と一緒に笑ってあげたり、彼氏が出来たときには誰も居ないようなところだけでいちゃついたり、他にも数え切れないほどの手段を用意しています。ちなみに「同性愛を冗談だと思っている」タイプの話題は本当にキツイです。自分の存在の一側面を真っ向から否定されているわけですからね。

 

なんでそこまでのことをやらなければいけないか。答えは一つ、「そのほうが楽だから」です。前述の通り、この国では「異性愛者でない=異常」という方程式が確立されています。その中であえて異常とみなされに行くような人間はなかなかいません。例えるならばナイアガラの滝に命綱なしで飛び込むようなものです。

 

「もしかしたら飛び込んで生還したら有名人になれるかも」、そんな淡い期待も大体の場合裏切られます。「ゲイであることを告白したら親から縁を切られた」なんて話もザラです。結局何が言いたいかというと、「マイノリティであることがバレたら今までの関係が全て崩れてしまうかも」という不安を持ちながら多くの人間は生きています、多分。

 

マイノリティにとって「カミングアウト」とは単発ガチャみたいなものだと思っています。いけると思ったところで打ち明けて、程度も相手によって分けて、それでも相手に受け入れられなくて、1回限りでやり直しが効かなくて…そんな試行錯誤をプライベートの対人関係で繰り返さなけれないけないハードモードな人生。

 

ぼくは幸いにもそういうことに理解のある人と結構な確率で出会えているので割とこの性的指向をおおっぴらにしていますが、ぼく以外にも多くの人がこの葛藤で悩んでいるということを皆さんにはもっと知ってもらいたいです。そして、もしカミングアウトされたら、嫌悪感を持つなとは言わないので聞いてあげてほしいです。

 

ちなみにぼくはまだ両親に自分がバイセクシャルということをカミングアウトしていません。この先どうしようかな。やっぱりカミングアウトって難しい。

*1:すべての両性愛者さんがこういうスタンスとは限りません。「男は男らしい方が好きだし、女の子は可愛い子が好き」というのもまたスタンスとして存在しています